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エルピス犬舎のブログ

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DARIO来日。

今週半ばに、念願のボロニーズ、日本に全くない初めての血統の男の子DARIOが元気に来日しました。







大変緊張している様子ですが、お兄ちゃんに抱っこされて、お家に来ました。



直輸入犬の可哀想な所は、来た直後は日本語が分からないこと(笑)。



でも不思議と意思の疎通は段々段々にできるようになって、なれると本当に大家族の一員になって、自分の存在をしっかりアピールして楽しく過ごせるようになります。



今年の2月に来日したVENICEも今は、元気元気の女の子でもうす~~~っかり家族の一員になりました。





DARIOはとても元気で、お水も来た当座からごくごく飲み、おしょくじももりもり食べます。うんちもおしっこも動じることなく普段と変わりなくして立派なものですね~。



来日当初のVENICEを見てもDARIOを見ても、スロバキアの犬舎様でそれはそれは大事にされていたことが分かります。



何より社会化期をきちんと犬舎で親兄弟達と共にすごして、たっぷりするべき経験をし、恵まれた環境の中で過ごしてきたことが、輸入犬として日本に来ても動じず元気に過ごせることにつながっているのだと思います。



犬にも、人間にもとってもフレンドリーなDARIOです。



抱っこが大好きで、人間のぬくもりの中で安心して眠ってしまうほどです。



始めましてのDARIO、ランで・・・。







新しいエルピス犬舎の家族DARIOをよろしくお願い致します。



これから、DARIO、VENICEによって、血統の広い、元気で健康なボロニーズが日本に生き続けるための一ページを綴れることができたら、大変幸せなことだと思っています。

ご質問ありがとうございます。





今、少しずつ、ボロニーズについての色々な事柄についてブログを書かせて頂いております。



日本では、ボロニーズについての本や資料は皆無ですし、「犬」というとても広い枠で述べられた一般的な書物はたくさんあります。またそのような中で、躾教室、パピークラス、幼稚園なども、行われています。



しかもそれらの書物やお教室には、色々な主張や考え方があって、「稀少犬ボロニーズ」にとっては、当てはまらないことも多々あります。



私は、自分がボロニーズという犬種に出会って、惹かれ、この犬種について、勉強をさせて頂くチャンスを幸いなことに得てくることができました。自分で語学を駆使して、海外の文献を読ませて頂いたということもありますが、一番、勉強させて頂くことが多かったのは、やはり由緒あるボロニーズ専門の海外の犬舎様の関係の方達と共に獣医師の方達です。



稀少犬ボロニーズが、絶滅の危機に瀕してしまった時にも頑張ってこられたイタリア、ドイツなどのヨーロッパのボロニーズの犬舎様方は、日本のボロニーズの犬舎様とは歴史が全然違います。



しかも経験則と言うよりも、きちんとした根拠ある理念や、実際、医学的根拠に基づいた発言が多く、日本のペットに対する発言のレベルとの違いを感じざるを得ません。



少しずつ私がここに書かせて頂いていることは、私の経験則や、自己流の理解ではなく、貴重なボロニーズの専門家達が教えてくださったことで、本当感謝の思いでいっぱいでいます。





このシリーズを書かせて頂いてから、実は犬舎を超えて、ご質問のメールやお電話をいただきました。それだけ皆様がこのブログをボロニーズの資料として読んでくださっていることに感謝を覚えます。



その中に、「最近は、新しくボロニーズ達をお飼いになったオーナー様方が、ブログを盛んにはじめておられるようだけれど、ボロニーズの飼い方としてはどうなんでしょう?」と唐突なご質問があったりしたのでびっくり致しました。



私は実は、あまりボロニーズのブログは拝見しないのです。・・・が私の犬舎から送り出したオーナー様がやっていらっしゃるブログは最近また時々拝見するようになって、「あ~この子達はみんな幸せに暮らしていて嬉しいなぁ~。」と思っているのです(笑)。





話がそれましたが(笑)・・・。





私は、ボロニーズとは言え、犬舎が異なると譲渡の時期も違うし、色々な条件や、環境の差で、様々なケースが生まれてくると思うのです。



ですから、オーナー様のお考えで、躾教室や、幼稚園に通う子達もきっといるでしょう。



しかし、一番今、私が大切だと思っていることは、「ボロニーズも、他の犬種も同じ」というのではなく、「ボロニーズの犬種的傾向や特質」を、オーナー様ご自身が「自覚的」に、認識されていくことだと思っています。






ですから、今までに学ぶことができたことに感謝の思いも込めてこのブログにボロニーズについて記していきたいと思っているのです。





時には、現在のボロニーズのオーナー様方のやっていらっしゃることとは違うことを書くこともあると思います。



しかしそんなときでも、「ボロニーズの場合はそうなのか~。」という理解でお読みくださったら嬉しいと思います。







ご質問を寄せてくださった皆様ありがとうございました。





ボロニーズのストレスについて。

ボロニーズの躾について先日記しましたとき、ストレスを与えるということについて書きましたので、それに関してもう少し書いておこうと思います。





現代社会を生きる私達人間にとって、ストレスが全くない生活を送ることが、不可能なように、ボロニーズ達にとっても、ストレスゼロの生活は不可能でしょう。



しかし私達、飼い主が、心して考えなくてはならないことは、我慢させても良いストレスと、与えるのは好ましくないストレスとの、区別をしっかり認識しなければならないということです。





わんちゃんは、自分から人間の言葉は話すことができません。ですから、ある意味、飼い主に、されるがまま・・・です。それでもわんちゃんは、飼い主さんのことが大好きで、飼い主さんを慕い求めてくれます。



ボロニーズは、特に稀少犬ですから、世間で出回っている、楽しい犬雑誌の知識をそのまま当てはめてしまっては、可哀想な場合、いけない場合があります。



ボロニーズが犬種的にどのような特質を持ち、どのような飼育の歴史をたどって今に至っているのか?健康上の弱さもどのような所にあるのか、飼い主様がしっかり把握して、生活を共にしてあげることが、最も大切なことでしょう。





ボロニーズは、特徴として、表情豊かで、感受性がとても人間に近く、豊かであることがあげられます。



また稀少犬であり、ストレスによって、健康上も、内臓が精細で、色々な影響で、病気も発現してしまうリスクがあると言うことです。





毎日の生活において、飼い主が区別して認識しておかなければならないのは、トリミングや、病院の診察など、乗り越えて行かねばならないストレス、と、飼い主の都合や、ステイタスで、自覚的にではなく「犬に強要してしまうストレス」これをしっかり自覚的に認識することが、まず飼い主にとって必要なことでしょう。





私は個人的に、スタジオなどで行われている動物番組は好きではないのです。なぜなら出演することでどれだけ、そこ子にストレスがかかるのかと思うからです。その子の健康を左右しなければ良いな・・・と陰ながら祈る気持ちになります。





我が家でも、年に数度、テレビではありませんが、プロのカメラマンさんによる、ボロニーズの撮影をすることがあります。





ボロニーズは稀少犬なので、今まで図鑑では海外の写真を使用していたけれども、何年か前から、我が家の子ども達が、撮影に参加するようになりました。





しかしその場合でも、ボロニーズ達にとってのストレスと言うことが私はとても気にかかり、ストレスがなるべくかからないように、それはそれは注意を配ります。



まずはこちらから出かけていかないこと。撮影には我が家に来て頂くこと。いつもなれたお家で撮って頂くこと。わんちゃん一頭5分以内。しかし途中で、ストレスサインを発した場合には即中止、と言うことをこの数年間堅く守ってきました。



カメラマンさんもその事はとても良く理解して下さって対応して下さいます。



また、最近テレビに出演したお友達も、ストレスサインを発した場合には、出演をお断りすることもあり得ることを考えて、ご自分の懇意にしていらっしゃる獣医師に相談して、ストレスサインについて学ばれていたというお話を聞いて、本当に素晴らしい飼い主さんだと思いました。





我が家は、全く人間の側にステイタスについてのこだわりがないので、犬本意の生活をしています。



しかし昨今のペットブームで、人間あってのペット、「人間にあわせた犬の生活、」に全てがなってしまっているように思います。





犬連れ旅行が最近は大流行で、犬もOKという宿も増えています。「色々な経験をさせたい。」という飼い主様の考え、実は逆で、「私達の旅行に大変申し訳ないけれどついてきてくれませんか?」「ボロニーズのオフ会があります。ボロニーズの飼い主さん達はすんでいる近くにあまりいらっしゃらないので、そのような方達とも情報の交換をしたり、色々なことを学んだりしたいので、一緒に行きませんか?」のスタンスが正しいと思います。





ボロニーズは、強度のストレスを受けると、本当に病気が発病します。大きなストレスを受けると、免疫力の低下があります。



ストレスを受けた後、しばらくすると、食欲が落ちてきたり、吐いてしまったり、うんちがゆるくなったり、下痢をしてしまったりと言うことも実際起こります。このような身体的苦痛を与えてしまうような、一種の苦しみを与えてしまうようなストレスは、私はボロニーズ達に与えたくはありません。





ストレスを感じているとき、また感じた前後には、体を震わせてしまう。固まって壁の花となる。落ち着かなくなって、夜間など、お家に帰ってから、異常な興奮状態になる。お部屋などを、異常に駆け回る。暑くないのに、ハアハアしてしまう。穴掘り行動をする。などなどなど・・・。様々な症状が出ます。まだまだあります。そのような普段と違う、様子にすぐに気がついてあげて、うまく対処してあげたいものだとおもいます。



もうすでに、小さなストレス(嫌なこと)が、毎日に生活の中で積み重なっている場合には、「良くある行動」になってしまっている場合もありますから気をつけてあげましょう。



そして、あまり、一般犬種の知識に頼らないで、稀少犬として、ボロニーズの背景を理解して、ボロニーズにふさわしい飼育をしてあげることが大切であると思います。





DARIO来日と子犬ちゃん誕生を待つ。





来週はいよいよDARIOが来日し、我が家にやってきます。我が家からは、お兄ちゃんとパパがお迎えに行ってきます。とっても小柄で、おっとりさんの男の子です。



今現在日本では、スタンダート規定よりどちらかというと、大きめのボロニーズが多いのです。VENICEやDARIOは、ヨーロッパにおいて、スタンダード規定を非常に大切にしたブリーディングが行われているため、日本のボロニーズより小柄という印象だとおもいます。



DARIOが我が家にやってきたら、その様子をまたリポートしますね!(*^_^*)。







さて、クリスマスには、子犬ちゃん達も生まれてきます。今日のお写真は前回の子犬ちゃん。色素が濃くて元気な子達でした。



今回のママもとっても健康で、毎日元気に過ごしています。



先日もエコーを取りに行って、検診を受けてきましたが、至って順調な経過です。



エコー検査によれば・・・。



御予約頭数より若干??超える出産になるかもしれません。



なので、もしエルピスの子犬を是非!と思って下さる方がありましたら、お問い合わせください。



お問い合わせはお電話でもお受け致しますが、外出していることもあるので、なるべく、メールフォームからお願いします。



12月はわくわく、ドキドキの嬉しいエルピス犬舎です~(^_^)v。





ボロニーズの躾について。





先のブログで記したように、ボロニーズが子犬の「社会化期」をしっかり過ごし、健全な成長をすることができていれば、異常行動もなく、新しいお家に行ってからも、新しい家族と安心して生活できます。また、すでに犬たちとの社会性も身に付いているので、人間に対しても、犬に対しても非常にフレンドリーなよい子となって、新しいお家に旅立っていきます。



新しいお家に行って、このように「社会化期を健全に育ったボロニーズ」にとって最も大切なことは、新しいお家に慣れ、新しい家族との生活に慣れ、新しい家族と、家族としての尊い信頼関係を築いていくことでしょう。



ですから、きちんと送り出された子達には、昨今流行の、パピークラスや、犬の幼稚園、トレーニング教室、躾教室などには、通う必要性はないと考えています。



個人差もありますが、子犬が新しい家で、新しい家族と本当に信頼関係を結んで安心するまでに6ヶ月くらいかかると言われます。そのような時期に、本当に家族としての信頼関係もないところで、新しい刺激や、過度のストレスを受けることは、決して良いこととは言えません。



それより新しいお家の家族が、その子と共に生活することによって、自然に身に付く生活習慣の方が、どれだけ重要なことでしょう。



社会化期をしっかり過ごしたボロニーズは、その時期が土台になって、新しいお家のご家族と共にしっかりと健全に育っていくことができるのです。





昨今、この「社会化期を不十分」にしか過ごせず、月齢が小さく未熟なうちに新しいお家に行く子犬が増えています。そのため、犬の幼稚園、パピークラス、躾教室などが、盛んになっています。



このような、お教室に通わねばならないのは、何らかの深刻な問題、日常生活で困ったことが起きた場合でしょう。その場合には、確かにプロの方達からの指導が必要になってくるでしょう。また、犬種によっては、大型犬の猟犬タイプのような私達が安心して共に過ごすために、最初の段階で、プロに指導して頂き、躾をきちんと入れる必要がある犬種もあります。その意味では、我が子を躾教室などに通わせる必要性が本当にあるのかどうか、考えるべきでしょう。



このようなところに通っているわんちゃん達の中には、本当には全然必要がないのに、飼い主様の思い込みで連れて来られている子たちも多くあるようです。人間の子ども達のお稽古事とも似ているかもしれません。本当に子どもがそのお稽古事が好きで、そこで自分をのばすことができれば良いのでしょう。しかし、本当はそんなことはしたくないのに、仕方なく通ったり、親の目の前では喜んで通っているふりをしながら、実は辞めたくて仕方がないなんて言うこともあります。躾教室に通わせたりすることが、きちんとした飼い主であることのステイタスのように宣伝され、理解されるというようなこともあります。しかし、本当にそれがその子にとって必要な良いことなのか、意識的に問い直すことが必要でしょう。



また、もう一つ心にとめておかねばならないのは、そのようなお教室で学んだことが、ボロニーズという犬種にとって、正しいことばかりとは限りません。



ミニチュアダックスフンドや、プードルや、ヨークシャテリアや、パピヨンやコーギーや、チワワや・・・・・・等々様々な犬種を一色単に「犬」という枠でくくり、教育するには稀少犬ボロニーズには無理があります。





たとえば、お留守番の例を挙げてみましょう。



ボロニーズ達にお留守番をしてもらう場面も日常生活には出てくるでしょう。



そんなとき、世間では、おもちゃ、安全と言われるコングや、犬の知育おもちゃでそれに熱中させることで、飼い主が、犬が気がつかぬ間に外出するというのが良い、とする考えがあります。しかしボロニーズにとってはそれは、間違いです。



ボロニーズは知能も高いし、感受性も豊かで、「小さな人間」と言われた歴史があるほど、きちんと物事を受け止め考えて行動出来る能力があります。



ボロニーズが絶滅の危機に瀕したときその復興に努力した由緒ある犬舎様達や長い間ボロニーズをいとおしむようにブリーディングしてきたブリーダー達は、「しっかり、向き合い、言って聞かせる。」ことをとても大事にしているようです。



私も、自分の家のボロニーズ達に、お留守番をさせるときは、「○○に行ってくるから、お留守番お願いします。」と言って出かけます。ボロニーズ達も、私が出かける用意をしていたり、いつもと違う服装を朝からしているだけで、変化に気づきます。そのような賢い子ども達に、ごまかしてしまうように、おもちゃを渡したりして気がつかないうちに出かけたりすることは、ボロニーズ達の信頼を失い、心を傷つけることになってしまいます。



おもちゃを与えるならば「お留守番お願いします。あなたは私が出かけている間これで遊んでいてね。」と言葉がけをして、しっかりお留守番という事柄を理解させることが大切です。ボロニーズにはそれができます。



そのように、すばらしい能力と、人間とのコミュニケーションを受け止めはぐくんでいく能力があるのに、人間の方で、たとえばそのようなお教室に通うと言うことで、ボロニーズの限りなく素晴らしい犬種の特色を人間自ら、壊してしまう、狭めてしまう、と言うことが起こります。



「コマンド」と言うこともそうです。もちろん犬種によっては「コマンド」を入れなければ、人間との共存が難しいと言う犬種もあります。



でもボロニーズには、「コマンド」は必要ありません。



かえって「コマンド」を教えることで、ボロニーズの知的な可能性を狭め、犬種の特性すばらしさを人間の側で阻害してしまいます。



このような悲しいことが起こらないように、私達ボロニーズの飼い主達が自覚を持って稀少犬ボロニーズと共に生活していきたいと考えます。



生活の基本的な事は、飼い主様ご自身で対処してあげることが、お互いの信頼関係や、絆にも結びつく大切なことです。



いわゆる、習い事のような訓練を受けさせることが、日常生活のけじめや、日常生活の躾にまで直結するのか、良く飼い主様が考えねばならないことだと思っています。



繰り返しになりますが、なによりも大切なことは、犬舎から送り出されるまでの「社会化期」に、しっかりとした土台が作られて、新しいお家に行っても、安心して新しいご家族と共に過ごしていける力を、身につけていることです。



私どもエルピス犬舎は、その事を大切に、肉体も精神も元気な子を、送り出すことができるようにと最善を尽くしています。本当にみなさんのパートナーとして歩むことができる、素敵なボロニーズ達です。











エルピス犬舎の子犬の「送り出し」について。



エルピス犬舎は、お留守番のないお家には生後12週齢の奥田先生「歯科検診と処置」の後に、お留守番のあるお家には、生後24週齢までお預かりをして送り出しを行っています。



小さな子犬の、可愛い時期を共に過ごしたいという、ご希望も多くあります。送り出す側としても、早く送り出してしまった方が、それだけ犬舎が負担する費用も少なくすみ、犬舎で責任を持って、子犬を、育て、どんなことにも対応しなければならないと言うリスクも少なくてすみます。



しかし、エルピス犬舎では、あえて最短でも、12週齢以降の送り出しとしています。それは、「子犬の健全な成長」のために、犬舎で、経験すべき必要なことは、きちんと済ませた上で、送り出すべきだと考えているからです。犬種などによって、若干の相違はありますが、4~12週齢頃までが、「子犬の社会化期」と言われます。まずは、母親犬、兄弟犬達、という犬同士のふれあいで、子犬に、必要な社会性が、与えられていきます。この経験が、やがて大きくなってから、他の犬達や、人間達と、どう関わったらよいかを知る基礎となります。この時期に、子犬達は、まず、兄弟犬たちや、母親犬と生活することで、犬社会のルールを学びます。



また社会化期には、犬舎の私達との、関わり(人間達)の中で、人間と共に歩むと言うことの基礎も作られます。私達の犬舎では、一頭一頭心を込めて、医学的、生態的根拠に基づいて、その時に教育すべき事柄や、教えておくべき事柄について、子犬たちに教え、接しています。そのため、ワクチンも6,9,12週齢と譲渡までに、ボロニーズについて熟知した獣医師の指導のもと、3回行って、抱っこ散歩など、外の空気に触れさせたり、自然の音や生活の音等を経験させ、またおもちゃを使って遊ぶこと等を通して、人間を信頼して、生きること、等を無理なく自然な状態で、成長に合わせて、教えていきます。



たとえばこの時期に新しいお家に行ってしまったとしたら、人間は好きだけれど犬は嫌い、犬が近づいてくると吠えたり威嚇したりする・・・等という子なども出てきます。それとは逆に、私達犬舎の者達が、人間との関わりについて、いい加減に育てたりすると、犬は大丈夫だけれど人間は嫌い・・・と言うことも起こります。



ですからこの二つの柱は、この時期にはとても必要な必須のことであると考えています。





昨今のペットブームで、「犬の幼稚園」とか「パピークラス」ということで獣医さんなどでも行っているところが多いですが、それは昨今、この二つの柱を充分に経験しないまま、新しいお家に行ってしまう子犬たちが実に多いので、飼い主さん達のニーズに合わせて行っているところが多く見られるようになりました。



しかし私どもは、この社会化期に全てのことを学んで新しいお家に行ったら、後は、飼い主さんと向き合ってじっくりと毎日の生活をしていく中で、飼い主さんとの信頼関係を築いていくことの方が大切だと思っています。と言うか・・社会化期をきちんと過ごしていれば、その必要性があまり感じられないと言うのが、ボロニーズの一つの犬種的な傾向であるとも思います。



この二つの柱が、最も重要で、そのどちらも欠けることなく、子犬の社会化期に、きちんと身につけられることが、大切なことだと思います。



社会化期に、この2本の柱を大切に考え、社会性を身につけた、ボロニーズの子犬たちは、その後も、基本的に、問題行動などを起こさず、皆さんの、とても良いパートナーとなることができます。これは、医学的な、また学術的な根拠だけではなく、これまで私どもが、送り出してきた、子ども達が、実証してくれている事でもあります。



社会化期の、途中の方が、子犬がまだ成熟しておらず、新しい、経験を、ストレスとして感じる力がないので、その間に、新しいお家に、送り出してしまった方が良いという、考え方もあります。



しかし、社会化期を、きちんと過ごして、他のわんちゃん達や、人間達と共に歩む力を身につけておくと、新しいお家に行き、新しい経験をしても、それをきちんと、受け止める力、乗り越える力がすでに備わっています。しかし、社会化期の二つの柱を経験しないで、又は不十分で新しいお家に行った子は、何が良いことで何が悪いこと・・・。とか人間と共に過ごすときにはこれはしてはいけないこと、ここが限度とか・・・。そのようなことの判断ができないで、新しいお家に行き、そこでストレスを受けて、異常行動や、人間と生活していく上で困ったなぁ~ということが出てきてしまいます。



奥田先生の「乳歯期歯科検診と処置」が終わるといよいよ旅立ちです。その時期が近づくと、当犬舎は、新しいお家に行く準備の生活が始まります。



一人で、狭いケージに入って、新しいお家に行くまでの時間恐怖を抱かないように、その初めての経験が、ストレスになるべくならないように、キャリーケイジに入る練習を、最初は兄弟達と、そのうち一人でも入れるように、夜休むときには、一人でもハウスに入って休めるように、



子犬たちが送り出された先でもなるべく恐怖やストレスを受けないように工夫しながら、勉強させて、生活の訓練をさせて、送り出します。



精一杯私達が、激務の中で身体も削るようにして、一頭一頭心を込めて送り出しを行っているのです。



以上のような理由で私達は12週齢以降の、送り出しと言うことの、大切さを、改めて、犬舎の大切にしている姿勢として皆様にお伝えしたいと思い記しました。



お別れの時は、犬舎のみんな、胸がいっぱい、幸せを願って笑顔の中に涙を一杯ためて送り出しています。

ボロニーズの避妊手術について。



子犬のお問い合わせを頂きますが、女の子のご希望が多いのです。





「ボロニーズは、性差で飼いやすい、飼いにくいと言うのはありません。私達の犬舎では生後90日をめどに譲渡を行っているので、充分親犬と、そして兄弟達との教育もできていて、性格が異常な子、異常行動をする子、精神的に不安定な子などはいないし、充分人間ともうまくコミュニケーションをとって共存出来るようになって送り出しますから、性差はあまり気にされなくても良いと思います。」といつもお応えします。



しかし先住のボロニーズがお家にいる場合には、先住犬が男の子だったら、女の子を、女の子だったら男の子をお薦めする場合があります。同性同士ですと、どうしても本能にスイッチが入ってしまうと、「本気の争い、けんか。」(流血沙汰の)が起こりえます。



ボロニーズを異性同士で飼うときは、両方ともしっかり去勢、避妊手術をしてお飼いになることは必須のことと考えています。



また私達の犬舎では、避妊手術は、初潮が来る前に行うことをお奨めしています。



(家庭で自分のボロニーズの赤ちゃんを産ませることは、ブリーディング上困難で幅の広い健全性重視のブリーディングをしようと思ったときには交配の相手は皆無に等しく、当犬舎ではすでにDARIOとの交配のご希望をかなりの遠方からいただいております。)



獣医師によっては、身体の成長が完成してから・・・と言う考えの所もあります。しかしそれは一般犬種の場合であって、稀少犬は、健康上のリスクが元々あるので、稀少犬ボロニーズを熟知した獣医師達及び、日本獣医癌学会腫瘍認定医の先生方は、病気発病を未然に防ぐという意義から上記の選択をお奨めになられます。



その理由の第一は、稀少犬であるので、どのようなかたちで、稀少犬のリスクが将来的に発現するかは分かりません。その時に減らせるリスクは最善を持ってあらかじめ減らしておくことが良いのではないかと考えているからです。



女の子の場合、たとえば乳腺腫瘍(乳ガン)のリスクは避妊手術を受けることで軽減します。



~初潮前までに手術をすれば乳腺腫瘍の発病率は0,25%です。



1回目~2回目の生理までに手術をすると、乳腺腫瘍の発病率は、8パーセントです。



それ以降(2回目の生理以降)はいつでも同じで、乳腺腫瘍の発病率は28パーセントとなります。



ただ単に病気発病率の少ない時期に手術をすればよいと言うのではなく、手術前には、私達の犬舎では、リンパ球反応検査を受けることを必須と考えています。



健康な体にメスを入れること、麻酔薬に対するリスクなどを考えると、やはり腰がひける思いもあります。ですから麻酔薬のリスクや、内臓にかかる負担を少なくするように、リンパ球反応検査を受けます。



麻酔薬で一般的に使われているのは「プロポフォール」という大豆を原料とした薬剤で卵黄成分も含んでいるものです。ボロニーズは内臓が非常にデリケートですので、内臓に負担をかけるような薬剤が使われることや、体質に合っていないものが体内に入ってくることに対して非常に敏感に反応します。



あらかじめリンパ球反応検査によって、大豆や、卵黄にアレルギーがないかどうかを確認することが必要と思っています。



実際にリンパ球反応検査を行わずに、検査なしでプロポフォールを使用し、使用後まもなく目の周りが腫大してきてショックを起こした例もあるそうです。



プロポフォールが使えないときは、ラボナールなど他の麻酔薬使用の可能性もありますから、まず飼い主様がしっかりとした知識を持って、ボロニーズの犬種的傾向を伝え、お願いすることが大切です。





日本には、稀少犬ボロニーズについてその犬種的、健康上の特質をご存じない獣医さんも少なくありません。ボロニーズは、ボロニーズの健康上の特質があるので、その事はしっかり、知識を得て、獣医さんに伝えましょう。





そしてもう一つとても大事なことは、術後の解毒と言うことです。



ボロニーズは解毒が苦手な犬種ですから、特に注意して解毒ができるように、その給餌を整えるように心がけなければなりません。





皆様のお宅の大切なボロちゃん達が・・・そしてこれから家族を迎える皆さん達が、ボロニーズ達との幸せに満ちた生活が送れるように願ってやみません。





12月に入りましたね~。



我が家はこの月は大忙しです。



まずはDARIOを迎えに行くこと。



クリスマスには、可愛いそして尊い新しい命が生まれてくること。



皆様と皆様のお家のボロちゃん達にとっても、良い月となりますように。









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