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ボロニーズの下痢(一考察)。

この季節、大切なボロニーズに下痢の症状が見られることが多々あります。この下痢というのは、実に多くの原因が考えられます。
その多様な原因についても、いつか書き記すことができればと思っていますが、今回のブログでは、まず、下痢が見られたら、様子を見たり、安易に考えないで基本的には動物病院で受診して下さるようにとおすすめ致します。
下痢についてはまず、原因を特定することが大切だからです。
その時に、便を病院に持参できると良いでしょう。そして、下痢の原因をできるだけ飼い主も協力して把握できるようにと思います(下痢と共に嘔吐もあったら、その嘔吐物も一緒に持参すると良いと思います)。特に、嘔吐と一緒に下痢があった場合には、できるだけ速やかに受診することがお奨めです。

 下痢の原因は多様ですが、この季節に特に多くなるのは、様々なストレスによる下痢です。まず、気温の変化が激しく、少し暖かくなったかと思うと、急激に気温が下がる日がある、といったこの季節は、人間にとっても体にストレスがかかりますが、犬にとってもストレスの多い季節なのです。以前にブログで記しましたように、室温管理などをしてあげて季節的なストレスを減らしてあげあれると良いでしょう。

 また、ただでさえ、季節的なストレスが多いのですから、それに加えてストレスがかからないように、心がけてあげると良いでしょう。トリミングをストレスに感じる子もいるでしょうし、車でのお出かけがストレスになる子もいます。難しいのは、自分から車に乗るからストレスになっていないとは限らないというようなことがあります。家族に置いて行かれるのは嫌なので車には自分から乗るけれども、車で出かけることにとてもストレスを感じているというような子もいるのです。

 ストレス性の下痢は、ある意味、ボロニーズの体のSOS信号と言えるでしょう。その信号を受け止めて、少しでもストレスを減らしてあげる工夫ができたらば、ボロニーズにとっては、とてもうれしいことになるのではないでしょうか。

 受診すると、様々な検査をして下さり、必要であれば皮下点滴などの処置をしてくださるでしょう。また、対処療法として薬の処方がされることが多くあります。これも、獣医師が下痢の状態などを見て、適切な薬を処方してくださしますが、ボロニーズの飼い主として知っておきたいことのひとつとして、あまり安易に、腸自体の動きを止めてしまう薬は使用しない方が良いと言うことがあります。腸の動きを止めてしまうので、確かに下痢そのものはおさまりますが、逆に腸の動きを止めてしまった負担が体にかかってしまいます。見た目に症状がおさまっても、体にはさらに別のストレスがかかってしまうということになりかねないのです。体に負担の少ないお薬、肝臓などに負担をかけることが少ないお薬の処方を、検討して頂けるようにお願いすることができたらばと思います。
当犬舎でよくお願いしているのが、ビオフェルミンR(Sではなく)、とデルクリアというお薬です。
ボロニーズの弱点、肝臓にかかる負担もなく、安心してボロニーズに使用できるお薬です。

ただでさえストレスの多いこの季節、人間がさらに追い打ちをかけるようなストレスはかけないようにしたいものです。
犬も人間も同じですが、身体を冷やさないように(冷えで起こる下痢もあります。)工夫し、ストレスに負けないようにすごしたいものです。

ある日の出来事

もう2月も半分以上が過ぎました。
梅のつぼみがふくらんだり、ちらほらと咲いていたり、春の気配を感じますが、まだまだ寒さが厳しい日々が続きます。

私も、久しぶりに酷い風邪をひきました。
年のせいか立ち直りが悪く、まだぐすぐすと鼻をすすったりしています(笑)。
病院嫌いの私・・・。今回は病院にかからずに漢方薬で治しました。
たくさんの時間がかかり、ブログも更新できなかったりして、皆さんにご心配をかけました。

その間に悲しいことがありました。
我が家で初めて生まれたボロニーズ、おるちゃんが、天国に旅立っていきました。
おるちゃんと一緒に歩いた足跡が、犬舎の歴史でもあり、家族みんなの足跡でもあり、家族みんなで、おるちゃんが居なくなってしまった淋しさと、悲しさと闘っています。
おるちゃんは、どんなときにも私たちと寄り添ってくれて、苦しいことや辛いことの多い、生活でも、その辛さ、苦しさを笑顔に変え喜びに変えてくれる存在でした。

そんなおるちゃんがくれた宝物をこれから私たち家族は無駄にしないでしっかり前を向いて歩かなければいけないと思います。

まだ私たちの家の中には、おるちゃんのぬくもりがただよっていて、おるちゃんが使っていた食器、おるちゃんのお食事を作ってあげるために買った、特別な材料、そして、おるちゃんを抱っこしたときの感触、全てを失ってしまった悲しさ、居なくなってしまった事への淋しさがいっぱいです。

でも最期、おる子さんの膝の上で迎えた臨終の時、みんなでまた天国でおるちゃんと再会することを、おるちゃんと約束しました。。わんちゃんは泣かないというけれど、最期、おるちゃん、おるちゃん、と呼びかけながら、みんなで「ありがとう、ありがとう、」と呼びかけていたら、おるちゃんの目にも一杯の涙があふれていました。
まばたきができなくなっても最後の最期まで息をしっかりとして、最期の深呼吸をし終わると、とっても安らかな優しいお顔で天国に旅立っていきました。

おるちゃん、ありがとう。持ちきれないほどの「ありがとう。」を天国へのおみやげに持っていってもらいました。
おるちゃん。今まで本当にありがとう。
天国で再び会える日まで。
またね・・・。

日本の2月。ボロニーズにとって・・・。

あちらこちらで豪雪のニュースが流れ、厳しい寒さに覆われるような日々が続いております。有名な歌で、「犬は喜び庭駆け回り、猫はこたつで丸くなる」と歌われています。ですから、単純に犬は寒さに強いと思いがちですが、決してそんなに単純なことではありません。犬の体温は人間より高く、37~39度くらいですので、それだけ寒さには基本的には強いと言えます。しかし、飼育環境の変化、室内飼いが増えている、などの事情から、一概に犬は寒さには強いと言えなくなってきているのです。

 まず、犬種によって寒さに強い犬種と弱い犬種があります。原産地が寒い犬種の方が寒さに強いですし、シングルコートの犬種よりダブルコートの犬種の方が基本的に寒さに強いと言えます。また、犬種による違いだけではなく、いつも暖かい室内で飼育されていれば、自分の力で体温調整をする必要が小さく、だんだん体温調整力が衰えてしまうことがあります。そのため、大事に守られている室内犬の方が寒さに弱いのです。あとは、もちろん幼犬、老犬、病気などで体力の落ちている犬は寒さに弱いです。

 ボロニーズはシングルコードですし、イタリア原産、そして基本的に室内犬です。ですから、決して寒さに強くない犬種です。だからこそ、寒さ対策ということも考えてあげなければなりません。

 寒さ対策については、人間でもそうですが、考え方の違いがあります。できるだけ自然の体温調整力を邪魔しないように、暖房などを控えて、寒さに対応できる育て方をしていくという考え方があります。あるいは、きちんと暖房を効かせて暖かくしてあげなければという考え方もあります。ここでも、ボロニーズの犬種的傾向をふまえて考えなければならないでしょう。体温調整力を衰えさせてはならないでしょうが、だからといって、寒さに弱い犬種であるボロニーズを寒さ対策無しに飼育することも難しいと考えます。

 人間であれば、「寒い!」と言ってくれるので分かりますが、犬が寒がっていることはどのように分かるのでしょうか。震えていればすぐに分かりますが、それだけでなく、部屋の中で床から少し高い、下からの冷えが来ない椅子の上にずっといたり、体を丸めてじっとしていたり、いつもに増して、人間の側にいて体をくっつけていたり、また、水を飲むと体が冷えるので、水を飲む量が急に減ったり、ということが、寒さから来ている可能性があるのです。犬も寒さから風邪をひいたり下痢をしてしまったりすることがあります。冬に風邪や下痢の症状が出てきたら、生活環境が寒くなっていないか、調べてみましょう。また身体を冷やすと免疫力が低下して、感染症も起こしやすくなります。

 暖房は、エアコンなどによって室内全体を暖めることが基本になるのでしょう。その場合の注意点は、特に小型犬の場合、生活圏が大変床に近い低い所にありますので、その高さがちゃんと暖かくなっているのかどうかを確認しなければなりません。また、暖房を効かせすぎると室内が乾燥してしまいます。この乾燥でかえってのどを痛め、気管支を痛め体調を崩してしまうことも起こりえます。湿度は必ずチェックして50パーセントを保ってあげる事が大切です。

 下から暖めるヒートマットなどもいろいろな種類が販売されています。床からの冷えが一番体を冷やしますので、下から暖めることは有効でしょう。しかし、ゲージやサークルでヒートマットを使う場合には、低温やけどに注意をし、また、サークル全体にヒートマットを敷くのではなく、寒いときには暖められている場所にいて、寒くないときにはマットのないところにいることができるようにしてあげることが大切です。

これは全季節に共通のことですが、湿度温度計は犬の生活圏内床から30センチ以内のところに設置しましょう。

 外に出かけないときにも、お洋服を着せてあげることは良いでしょう。しかし、最近よく見る犬用の靴下は、肉球からの体温調整を妨げてしまい、また、滑りやすくもなってしまうので、靴下の着用はお奨めできません。

 大切なボロニーズが寒くないか、注意して目を注いで下さり、「寒いよ!」と体で表現しているようでしたら、ぜひ寒さ対策をしてあげて下さい。

また給餌量を真冬は通常の20パーセント増量してあげることも大切です(気温の上昇とともにもとの分量に戻しましょう。


この季節の健康管理はとても大切です。日本では2月、8月と厳しい季節をいかに乗り越えるかで、その子の健康状態を左右するからです。

大切な家族ボロニーズの健康管理には特に注意してあげたい月ですね。

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